
ささ波の江井の港の寳來に
御酒の香りす饅頭うる
江井の港は、寛永20年(1643)徳島藩江井浦藩邸創設に伴い軍港となり、のちに瀬戸内海航路の要港として回船問屋が軒を並べ、海運業が最も栄えた江戸時代後期の文久元年(1961)初代喜吉が発案し当寳來堂の饅頭は「淡路の酒饅頭」として、その名を覇せてきました。
文化の頃より、「淡路巡遷音辨財天」として島民から親しみをもって「回り辨天」と呼ばれて続いている淡路唯一の行事にちなんみ、郷土史家新見貫次先生が「まわり弁天」と命名され、昭和41年(1966)に平見山法華寺へ奉迎の折、来江の作家田辺聖子さんが賞讃されました。開業以来の伝統の味と香りを守りつつ、「酒饅頭」造りに精進いたしており、どうぞ、今後ともなお一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
淡路一宮 みやげは 寳來堂の酒饅頭
お願い
・生菓子でございます。
・お早めにお召し上げりください。
・もし固くなりましたら、レンジなどで温めて頂きますと、
出来上ったときのようになります。
・また油で揚げるか、とろ火で焼いてくださっても一段と風味がございます。